もっとできることがある
こんばんはしょーたです。
飲食店に勤めていた時、もっとできることがあると思い続けて29歳で料理長になりました。
働く時に大事なことは、考えて働くこと。まさに『考働』だと思っていました。
お客さんが店内にいる時に、上着を羽織れば寒い合図ではないか。
グラスから氷の音が聞こえれば、新しいドリンクを飲みたいのではないか。
常にそのように考えて働いていました。
ボーっと時間が過ぎることを待って、ただ立っている人間ではありませんでした。
もちろん毎日のように、120%の力で働いていたわけではありません。
自分自身の『考働』率が50%の時もあれば、75%の時もありました。
今『もっとできることがある』という記事を書いているのは、『50%の考働状態』になってしまう状態を減らしたいからです。
できることがあるというのは、何も働くことにのみ焦点を当てているわけではありません。
そもそも『働』とは、以下の意味を持ちます。
ア:「何かを成し遂げる行動を行い、その行動によって人に利益をもたらす」
参考URL:https://okjiten.jp/kanji568.htm(漢字/漢和/語源辞典)
イ:「勤める」
…(後略)
行動を行い、その行動が人に利益をもたらす。これは、仕事のみに当てはめるだけでは視野が狭いです。
家族に対して、他人に対して、遊ぶことに対してでも当てはめることができると思います。
この記事を読んだ方、各々に『できることがある』と思い浮かぶものがあるはずです。
タップできる【目次】
自分との闘い
『もっとできることがある』と思い続けることは、並大抵のことではありませんね。
人との関わりの中に自分が存在しているわけですから、人に流されることもあれば、人のせいにしてしまうこともあります。しかし結局のところ、自分の人生ですから他人のせいにしても仕方ないと気づくわけです。
だからこそ闘いなのだと思っています。
自分自身を鼓舞する方法1~オン・オフの線引きを明確にする~
オンオフとは
何がオンで何がオフなのか。各人に当てはまるものがあると思います。
ここでいうオンとは、人生の踏ん張りどころとでもいいましょう。苦しいときです。
オフとは心の安らぐ時間のことです。
オフについて
私の場合、家族や友人に会うことがオフになります。その時間をただ楽しむことが大事だと思います。
ひたすらに楽しい時間で心が落ち着いている、という状態でいることができるわけではありません。
家族の体調が悪ければ心が痛みますし、友人に悩みがあれば気が張る時もあります。
しかしながら心の状態としては、オフ状態に内包された感情ですから心の中は安定していると思うようにしています。
線引きを明確にする
心が安らぐ時間と頑張り時を線引きすることで、その感情を互いに持ち出さないようにすることができると考えています。
・仕事で張りつめた状態を、オフの時間に持ち出さない。
持ち出してしまえば、イライラした感情をぶつけてしまうかもしれません。
・反対にオフの時間は、穏やかな心の状態なので、踏ん張り時を乗り越える心の状態にありません。
今の心の状態は、オンなのかオフなのか。線引きをすることで、その場面に合わせた心の状態を維持できると考えます。
自分自身を鼓舞する方法2~読書をする~
読書をすることで新しい知識を入れていきます。もっといえば、新しい知識が入ってこなくてもかまいません。
一冊の本を読んで、その本の知識を全て理解できる人は少ないでしょう。『読書』という行為自体に価値があると考えることができます。
というのも、読書という行動自体に『考働』の意味があると考えるからです。
例えば、哲学書を読めば哲学書の内容を理解する前に「こんなに難しい話を一冊の本にできる」という感情が生まれます。
その瞬間に自分は何ができるだろうか。と考えさせてくれる。
つまりその哲学書の内容に関わらず、『読書』という行為自体に影響を受けているわけです。
それ故、知識が入ってこなくても良い。と述べたわけです。
活字の本でも電子書籍の本でも構いませんが、
夜寝る前に数ページ読書をする時間を作るだけで自分を鼓舞することができます。
影響を受けることができるジャンルもあるように思います。
私の場合、小説や絵本といったジャンルよりも、知的好奇心をくすぐるジャンルが良いと感じています。
哲学書や科学。政治・経済に関するジャンルです。
小説家や絵本作家を目指している方には、私と真逆のものになると考えられます。
「自分に何ができるのか」と考えさせてくれるジャンルは何か。という観点から本を選ぶということもできますね。
まとめ
心を張りつめ、集中力を発揮する時にそのエネルギーを存分に発揮するために何ができるのか、を考え実践しています。
オン・オフの切り替え、読書をすることで『自分は何ができるのか』に費やす時間が増えることを実感しています。
自分自身には「もっともっと」を言い続けたいと思います。
私の場合、自分自身を鼓舞する方法として~ブログを書くこと~を追加した方がよいのかもしれませんね。
今回の執筆時間2時間