マイナスの感情を捨てさってみる
こんばんはしょーたです。
私は小学生の頃自分の感情の赴くままに行動することが多く、友人のいない生活を送っていました。
当時の私は、何も考えずに人の悪口を発し、怒りがこみ上げるとすぐケンカをしてしまうやんちゃ坊主でした。
しかしながら小学生ながらに、自分の悪いところを洗い出し、ノートにまとめその感情をコントロールすることに注力しました。
今は人の悪口を言わず、怒りの感情をコントロールすることができる、プラス思考の人間に近づいていると思います。
プラス思考だからこそ、30代になって新しいことに挑戦できているのです。
インターネット関係の仕事についていたわけではありませんが、何とかなる。やってみたいことに挑戦したい。
という気持ちで、ブログ作成に力を注いでいます。
プラスの感情とマイナスの感情を例に挙げながら、マイナス感情を捨てさるための心の在り方について書いていきたいと思います。
タップできる【目次】
プラス感情を端的に表す一例
簡単ですが奥深い例を挙げます。
私が大学時代に働いてた飲食店で、一品料理を提供するのに野菜が足りなくなりました。
私と一緒に働いていた他のアルバイトの子は「野菜が足りなくなったからその一品料理を終了しよう」といいます。
私は疑問を持ちました。「野菜がなくなっただけですから、私が買ってきます。」
こうして野菜をスーパーに買いにいき、お客さんに一品料理を提供することができました。
上記の例は、すごく単純でありながらも重要な意味をもっています。
ホンダ技研工業株式会社の創業者である本田宗一郎氏は、著書の中でこう述べています。
簡単にギブアップするということを、われわれはやらなかった。…(中略)
本田宗一郎(2005)やりたいことをやれ PHP研究所
「それはムリでしょう」「おそらくダメでしょう」といった言葉は、「やってみもせんで何をいっとるか」という一喝でけしとんでしまったのだ。
私が体験した例が本田氏がいっていることとまったく同じです。
何かがダメになる。どうしようもない。といったマイナスの状況の時に知恵を振り絞り前を向き、なんとかプラス方向へ傾けようとする。
大事なことは、結果としてプラスになったということが大事なのではなく、プラスになるように努力しよとする人間力・その姿勢が大事だと伝えています。
マイナスの感情から入ってしまっては身体のそして心の自由を奪われたも同じです。
では、心と身体の自由を奪うマイナス感情の代表的な例を挙げていきましょう。
マイナス感情の代表例(これだけはやめましょう)
人の悪口・陰口・うわさ話を言ってしまう。
「○○さんのこと苦手なんだ。」「○○さんって表では優しいけどこの前…」
日常会話の中で頻繁に耳にする言葉ではないでしょうか。
こういった話が共有される会話においてはある程度共通認識をもった人、そして同程度の意識レベルの人々の集まりです。
マイナス感情を捨てさるというテーマの一番大事なポイントはこの悪口・陰口を言わないというところに集約されます。
この意識を持って読み進めていただきたいです。
マイナス感情のように見えてそうではない例
以下の例の場合はとても有意義な発言になります。
例えば、上司との会話において後輩について話をする機会がありますよね。
「△△はだらしないところがあるので、資料チェックを任せることができません。(注意して確認作業をします)」
何が違うのかわかりますか。
これは単なる悪口ではなく、意見も含めた前向きな姿勢ととることができます。
他人のことを口にする際には、その発言が自分自身の心の中でどういった感情故にそう発しているのかを意識することが望ましいです。
人の悪口・陰口・うわさ話を頻繁にしてしまう人は、まず自分の発言を振り返るクセをつけるとよいのではないでしょうか。
マイナス感情にも種類がある
マイナス感情を捨てさってみるというタイトルをつけましたが、マイナス感情を持つこと自体は悪いことではありません。
マイナス感情にも種類がありますよね。単に人の悪口をいうマイナス感情とはまったくことなります。
「大学時代の友人は有名企業に勤めてどんどん出世しているのに自分は何しているのだろう。」
「あいつの家は金持ちでいいよなぁなんでも買いたいもの買ってもらえるのか」
この気持ちは、妬み嫉みとも表現できます。羨ましさや悔しさを表すことばです。
こういった感情は単に悪い!と決めつけることはできません。
羨ましいという気持ちや悔しいという気持ちは、生命エネルギーのあらわれです。
「羨ましいから、私も頑張る」、「悔しいから見返してやる」といった気持ちはとても大事で、素晴らしい感情だと思います。
私が悪いことととしているのは、その感情を心の赴くままに発信し、プラスの行動につなげないことなのです。
つまり大事なことは、その感情を持ったからこそ自分はどう行動するのか。ということが重要になってきます。
最初に述べたように、マイナスのベクトルをどう上向きに修正するのかが大事であるといったことにつながります。
そもそも論
プラスの方向に向こうとする感情をもっていれば、悪口も悪口にはなりえないのです。
「○○さんはだらしない」という悪口や噂話も、そんなだらしない性格で人に迷惑をかけているから当人に伝えてみようといった感情を持ち合わせていれば、それは悪口ではありません。
自分の心の内に思いを向けプラスになることは何か?と考えていると、他人への優しさが知らず知らずのうちにあらわれてきます。
悪口や陰口、うわさ話の場面に遭遇したら
ここまで書いてきた内容は、プラスにならないマイナス感情はいかに問題なのかということです。
では、単なる悪口を言い合う人たちと出会ったらどうすればいいか。
その場から離れるもしくは離れることができなければ、ひたすらだまっていればよいのです。
自分をその場に順応させてはいけません。
意見を求められることもあるかもしれません。
そのようなときは、「よく知らないから何も言えないな」と白を切ればよいのです。
最初は抵抗があるかもしれませんが、続けてみてください。
そこで嫌われたとしても、むしろそれはあなたにプラスに働くと断言します。
まとめ
マイナス感情を持つことはあるでしょう。
イライラして、その感情を思いのままに発信してしまうこともあるでしょう。
そのような瞬間が多くあるならば、まずはその感情に敏感に気付くようにしたいですね。
自分の心の声に敏感になることができた後は、その心のうちを整理してどのようにプラスに持っていけるかを考えることが大事です。
とにもかくにもまずは、単なる人の悪口を言うのはやめたいですね。
私も常に意識し続けます。
今回の執筆時間2時間30分