コロナウイルスとホテルビュッフェ

ホテルでビュッフェを楽しめない

非常事態宣言が解除されましたが、お目当てのホテルビュッフェはなかなか再開のメドが立ちません
今後ホテルビュッフェはどのような変化をたどるのでしょうか。

今回はホテルビュッフェの縮小型とも言えるサラダビュッフェに行く機会があったので、

サラダビュッフェで行われていたコロナウイルス対策を踏まえ、今後ホテルビュッフェにおけるコロナウイルス対策について予想出来たらと思います。

今回訪れた店舗の情報

新百合ヶ丘駅から徒歩7分にある『スエヒロ館 新百合ヶ丘店』です。
以下【Googleマップ】です↓※右下の+|-をクリックすると地図の拡大・縮小ができます

スエヒロ館は、株式会社 スエヒロレストランシステムのブランド企業の一つで関東圏に多くの店舗があるようです。  【会社URL】株式会社 スエヒロレストランシステム

昭和8年(1933年)創業、『愛され続ける街の焼肉レストラン』を掲げ地域に根付いたサービスを提供してます。

行われていたコロナウイルス対策

店舗に入るとまずは、アルコールが設置されていました。
このアルコール消毒は、コロナウイルス拡大以後当たり前に設置されるようになりましたね。

店内は広く、よほど混雑しない限り他のお客さんと近いテーブルで食事をすることはないと思います。

サラダビュッフェでは、使い捨ての手袋を利用しサラダをとりわけていました

ポリエチレン製の青手袋をはめて取り分ける
ビニール手袋はその都度交換できる

画像下のポップには、間隔を開けて利用する旨が書かれていました。

サラダビュッフェで行われていた主なコロナ感染症対策は以上です。次ページで自粛前のホテルビュッフェの感染症対策を見ていきましょう。

ホテルビュッフェでの営業自粛前の感染症対策

現在は営業を見合わせているホテルビュッフェですが、感染拡大前は対策を施しながら営業していました。

帝国ホテル東京の『ビュッフェレストラン バイキング インペリアルサール』では、

お客さんが自らトングを使って料理を選ぶのではなく、お店のスタッフがお客さんのリクエストに応じて料理を運ぶという形式をとっていました。
【Yahoo!ニュース】参照https://news.yahoo.co.jp/articles/3a6c35767c7c894944fb429c7c062731d943ac73


ビュッフェレストランでありながら、料理が自動で運ばれてくるので、一般的なレストランと同じサーブ方式になってしまったということですね。

今後のビュッフェスタイルの変化

緊急事態宣言解除以降一旦落ち着いたコロナウイルスの拡大ですが、第2波のコロナウイルス感染が懸念されています。
感染が再び拡大すれば、ホテルビュッフェレストランの営業再開はまだまだ先になることでしょう。

ホテルビュッフェの最大の魅力は、目の前にあるたくさんの豪華な料理を自分の好きなように取り分けてたべることができるという点だと思います。

その最大の魅力が損なわれるという点で、
帝国ホテルインペリアルサールにおいて、お店の店員がサーブするということは苦渋の決断だったと思われます。

緊急事態宣言前に帝国ホテル東京が行っていた感染対策は、ホテルビュッフェにおける感染症対策の極致にあったと考えています。

しかしながら今後コロナウイルスの影響が残りながらもホテルビュッフェが営業再開されるとすれば、ビュッフェの良さを残しながらも安全面を考慮した対策が施されるべきだと思います。

以下に予想される変化を書いていきます。

1来客者数の制限
これはもっとも考えられる対策だと思います。
ホテルビュッフェの多くは、大きな施設が大半です。故にお客さんの絶対数を減らし、人が密集することを避けることが予想されます。

2大衆レストランで採用されているビニール手袋を一部のコーナー(例えばサラダバー)で使用する

トングやドレッシングスプーンに直接触れることなく料理をとることができるという点では、とても有用だと思います。

しかしながら
ホテルビュッフェでは、プチリッチな気分になることができるのも魅力なので、全てのフードセクションで手袋が採用されることはないでしょう。

3ホテルビュッフェの王道『ライブ調理』をお客さんのテーブルの目の前で行う

ホテルビュッフェでは、ライブ調理がそのホテルの一番の見せ所です。
ローストビーフであったり、マグロの解体であったりホテルイチオシの料理を目の前で調理し、提供します。
コロナ拡大前は、ライブ調理場に並び食べたいものの個数を伝え提供されるスタイルでした。

しかし、ライブ調理場に並ぶということは人同士が密集してしまう可能性があります。

そこで、お客さんのテーブルにシェフが回り提供されるスタイルへ変化することが考えられます。

4スタッフがメイン料理などをフードカートにのせお客さんの各テーブルを回り、希望する料理を提供する

自粛前の対策では、スタッフがリクエストに応じて料理を運ぶ形式であったが、この方法であれば
お客さんは目の前に数種類の豪華な料理が並べられることでビュッフェに来たことを実感することができると思います。


以上4つほど予想される変化を書いてみました。

この記事を読んだ方は、なぜここまでホテルビュッフェについて熱く語っているのだろうと思うかもしれませんね。笑

私はこのコロナショックでビュッフェスタイルがなくならないでほしいと願っているのです。
目の前にたくさんの豪華な料理が並びそれを好きなようにとることができるという夢のような空間が消えないで欲しいのです。

全くなくなってしまうということは考えにくいですが、ビュッフェスタイルの営業方法が見直されることは十分に考えられます。

その際にどこかの記事で予想されていた!とこの記事を思い返してもらいたいです。

この記事を見て、少しでも多くの方にホテルビュッフェに関心を持ってもらうことができれば幸いです。

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